尾瀬ヶ原(おぜがはら)

    尾瀬ヶ原は、東西約7kmと南北約2kmに広がった、標高1400mの本州最大の高層湿原地帯である。 周囲を2000m級の山々に囲まれ、川上川、大堀川、沼尻川によって上田代・中田代・下田代といった3つの地域に分けられている。 尾瀬ヶ原は5m近い泥炭層が、6000年という長い年月をかけて堆積してできたもので、山水の景観を誇る尾瀬沼に対し大小約1500もの 池塘が点在する。湿原には尾瀬特有の様々な高山植物や湿原植物が季節ごとに咲き乱れる。


    ■高層湿原(こうそうしつげん)

      高層湿原とは、高い山の上にある湿原という意味ではなく、湿原の植物が
      枯死して泥炭化し、それが次第に堆積して行った結果、何層にも高く積み
      上がった状態をさしている。
      この泥炭層は1ミリの厚さとなるまでに1年かかるといわれている。
      足を一歩踏み入れた場合、約10〜20年の重みを破壊することになる。