至仏山は地殻変動によって形成された山で、「かんらん岩」でできている。そのために普通の樹木は生育しにくく、標高約1700mあたりで森林限界となる。
「かんらん岩」とは地球内部の上部マントルを形成している物質に近いといわれている。
女性的な山容のこの山にはここだけでしか見られない特有の植物が多く、高山植物の宝庫と呼ばれている。